【ズバッと決まる】倒せるワンツーを当てるテクニック

ボクシング技術

こんにちは、シュガーレイです。

今回は打撃系格闘技のほぼ全てにおいての基本技「ワンツー」について記事を書きます。

 

先日このようなツイートをしました。

 

https://twitter.com/Sugar_rayn/status/1356603241065189377?s=20

このツイートをしたら反響が大きく、ブログに書いて欲しいとご要望が多かったので記事にしていきます。

実際に「ワンツー」は超基本的なコンビネーションですが、奥が深く難しいです。

 

・「ワンツー」のツーが上手く当てられない。

・強い「ワンツー」がスパーリングで出せない。

・そもそも「ワンツー」を最近実戦で使ってないな、、、

などなど。

 

意外と悩んでる方が多いので、テーマを決めてお伝えしていければと思います。

この記事を読むことで「ワンツー」を当てるテクニックが理解できます。

1.「ワンツー」にありがちな誤解

誤解①ワンツーは速ければ速いほどいい

「ワンツー」って速い方がいいと思っていませんか?

 

よく漫画とかで言われるのはワンとツーがほぼ同時に出るぐらい速く打った方がいいというもの。

「ワンツー はじめの一歩」の画像検索結果

(※参照元:はじめの一歩)

 

実は「ワンツー」はワンとツーを同時に出すぐらい速い方がいいというのは真っ赤な嘘です。

なぜなら、ワンはツーを当てやすくする為の囮に過ぎないからです。

試合で「ワンツー」を速く打っているのは見たことがあると思いますが、ほぼ同時に繰り出しているのは見た事ないですよね?

 

https://twitter.com/Sugar_rayn/status/1358757607893159938?s=20

私も現役でアマチュアボクサーだった時にワンツーを食らってダウンした事がありますが、目にも止まらぬ速さだったかと言われるとそうではありませんでした。

 

当たるワンツーはワンをしっかりヒットさせたワンツーです。

もしくはツーを当てるためという明確な目的を持ったワン(左)が必要です。

 

つまり武器になる「ワンツー」とはツーのお膳立てとなる質のいいワンによって生み出されます。

誤解②脇を締めたキレイなフォームがいい

日本では形から入る傾向が強いので、脇を締めたキレイなフォームがいいとされています。

「ボクシング 構え 正面」の画像検索結果

(※参照元:高橋ボクシングジム)

 

特に日本の指導者は昔から形を大事にすることから習っているのでキレイなフォームを教えますが、正直いってそこが本質じゃないです。

大事なのは自然なフォーム。

もちろん極端に脇が開いていたり、意味もなくノーガードになっていたら論外です。

 

簡単に言うと、単純にダメージを与える「ワンツー」は適度に脱力したフォームから生まれるのであって、緊張感のあるフォームではないということです。

例えば井上尚弥選手もしっかりガードを上げたスタイルを取る時もあれば、ガードを下げて脱力したりしてますよね。

「井上尚弥 構え」の画像検索結果

つまり「ワンツー」を当てる時も自然体でいることが重要です。

 

2.「ワンツー」を当てるコツ

コツ①ワンツーは相手のガードの間を狙え!

「ワンツー」を効果的に当てたいと思うのであれば相手の両腕のガードのど真ん中を打つのが効果的です。

 

その理由はツーをガードの外側に当ててしまうと相手を倒せる確率が「ガクッ」と落ちるからです。

スパーリングをした事がある方ならなんとなくわかると思いますが、ワンを相手に当てたあとツーは右フックみたいな形で相手の側頭部を打ってしまう選手がとても多いです。

「右ストレート ガード」の画像検索結果

 

これはワンを当てた時に相手がガードを閉じてしまって空いた隙間の側頭部が打ちやすいから起きてしまいます。

しかし、この打ち方では相手に当たっても相手の体は防御態勢をとって筋肉を固めていますから効きません。

 

これがいわゆる「倒せないワンツー」です。

 

コツ②ちょっとした「体の捻り」が倒せるワンツーの秘密

なぜ「ワンツー」をガードの空いたど真ん中に当てると倒せるかというと、相手が反応出来ないからです。

つまり「倒せるワンツー」は反応出来ないワンツーです。

 

反応できないワンツーを当てるためのキーポイントがワンと同じ軌道でツーを打つ事です。

ワンを当てたあと、少し体を内側に捻ります。

そうすることで自分の右ストレートを真っ直ぐ出した時にちょうど相手のガードのど真ん中に位置するようになります。

「井上尚弥 パヤノ」の画像検索結果

そのまま右ストレートを打てばガードとガードの隙間ど真ん中にある相手の顔面を打つことができます。

つまりポイントは左ジャブを打ったあとの「体の捻り」です。

実は普段から意識するようにすれば誰でもできます。

これは知っているか知らないかの差なんです。

 

ワンツーの的中率が悪いボクサーはほとんどの場合、体が開いていて右ストレートを真っすぐに伸ばした時に相手のガードにそのまま当たるように位置しています。

つまり、そうではなく右ストレートを真っすぐ伸ばせばガードの間に入り相手の顔面を捉える「位置取り」が重要です。

 

この打ち方をすると、相手からは右ストレートが全く見えていません。

左ジャブをちょこんと喰らうことが目眩しになり、同じ軌道でくる右ストレートが見えないのです。

 

見えないので反応できない。

反応できないから大きなダメージを与えることが出来るという訳です。

 

3.「ワンツー」のメリット

メリット①誰でも打てる

先ほどポイントは「体の捻り」にあるとお伝えしました。

これ、練習すれば誰でも打てると思いませんか?

その通りです。

誰でも打てるようになります。

 

ただ実戦で打ち方を試してみないと最終的には自分のものになりません。

机上の空論で頭の中で理解したとしても実践するのはまた別物です。

なので実際にやってみて感覚を掴んでください。

 

感覚が分かる様になれば、このタイミングでワンツーを打てば当たるんだなということを体で理解できます。

自分のものにして初めて使える技術になりますので頑張ってみて下さい。

「井上尚弥 右ストレート」の画像検索結果

メリット②ワンツーが決まれば他のパンチも当たりやすい

実は「ワンツー」が打てるようになると他のコンビネーションも当たりやすくなります。

なぜなら理屈は同じだからです。

大事なのは「相手が反応できないパンチを打つ」ことです。

 

ここを念頭に置いてワンツーから左フックに繋げたり、アッパーに繋げたりと工夫できます。

最もシンプルなコンビネーションである「ワンツー」を当てることが出来れば、他のコンビネーションも当てる理屈が理解できます。

 

コンビネーションが苦手で単発のパンチばかり打つボクサーは意外と多いです。

ですが、単発だと相手をKOするのがとても難しいため是非ワンツーを習得してみることをオススメします。

 

4.終わりに

今回は「倒せるワンツーを当てるテクニック」について話していきました。

文字にするとごちゃごちゃしていますが、体の使い方としてはとてもシンプルです。

 

ですが、シンプルな故に軽視されているのが「ワンツー」です。

ジムで周りのボクサーを見てみると、ワンツーを得意にして武器にしている選手は少ないです。

大体、フックとかアッパーなどの回旋系のパンチが多い印象です。

だからこそワンツーを武器にすればその他大勢から抜き出ることが出来ます。

 

「ワンツー」は世界のトップレベルのボクサーでさえ武器にしているパンチで実は攻略するのが難しいパンチですし、海外の選手も軽視しがちです。

 

しかし、このシンプルなパンチのレベルを上げていけば「ワンツー」だけでもそこそこ勝てるボクサーになれると思います。

 

少しでも参考になれば幸いです。

 

今回は以上です。

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