タイソンがリングに帰ってくる!?
なんか突然降ってわいたような話しですが、アメリカでは意外と盛り上がっています(;’∀’)
気づけばタイソンが引退してからもう15年も経つんですよねえ
過去のマイク・タイソンの勇姿をリアルタイムで見た事がない!というあなたのために
タイソンについて掘り下げていきたいと思いますので最後まで読んでみて下さい
※なるべく簡潔に書くので3分くらいで読み終わるように執筆しました!
この記事を書いているぼくはボクシング歴20年ほどのアラサー営業マン。
幼い頃から父親の影響でボクシングが好きになり、試合観戦は2000試合以上。
実戦経験はアマチュアボクシングで4年ほど。
20年以上、世界のボクシング界に関わってきたので非常に知識は豊富です。
マイクタイソンが復帰するみたいだけど強かったの? マイクタイソンのボクサーとしての評価って? 誰と戦るの? 井上尚弥とマイクタイソンはどっちが強いの?
今回はこのような疑問に答えていきます。
実はタイソンが現役のプロボクサーだったのは1985年から2005年までです。
そこからもう15年の月日が流れ、あの伝説の鉄人マイクが帰ってくる!
っていうのが今回のエキシビジョンのキャッチフレーズみたい。
この記事はあまりタイソンをリアルタイムで見ていない世代に対してもなるべく分かりやすく解説します。
タイソンは確かに一時代を作った伝説の天才ボクサーです。
今回53歳となったタイソンが再び脚光を浴びてエキシビジョンでリング復帰するというのは、確かに楽しみな話題ではありますね!
・マイク・タイソンって強かったの?
一言でいうならば、恐ろしく強く、マジで強すぎる(笑)
まさに生きる伝説でした!
当時のヘビー級はモハメド・アリというボクシング界最高ののカリスマが引退し、長らくスーパースター選手が不在でした。
そこに彗星のごとく現れたのがマイク・タイソンです。
当時のタイソンが未だに歴代の全てのボクサーの中でも最強だとする説が多いのは下記の要素です
☆圧倒的すぎる身体能力
タイソンは天才です。
なぜ天才かと言うとまさに天から与えられた圧倒的な身体能力『スピード』がありました。
それは、タイソンの人生の師でもあるトレーナーのカス・ダマトが初めて少年院で13歳のタイソン少年を見た時に、『世界チャンピオンになれる男』と確信するほどでした。(笑)
少年院の更生プログラムの中にボクシングがあったんですが、誰に教わった訳でもないのに群を抜いてスピードがあったという逸話があります。
カス・ダマトはタイソンと出会う前に世界チャンピオンを二人育てた経験のある実績のあるトレーナです。
ボクサーとしてモノになるかどうか判断する目はかなり長けていたんですね。
そんなプロのトレーナーが一目惚れする才能って、、
13歳のタイソンどんだけだよ、、、ww
と言わざるを得ません。w
☆まるで漫画のように半端じゃないパンチ力
タイソンと言えば圧倒的なパンチ力!というイメージを持たれている人も多いのではないでしょうか。
もちろんパンチも強いんですが、単純にパンチ力だけを比べれば歴代の世界のヘビー級ボクサーの中でタイソンより強いパンチを放つ選手は間違いなくいました。
ではなぜ、タイソンがほとんどの相手をKO出来たかというと
【相手から見えにくい強烈なパンチ】だったからです。
実は一般的にボクシングというと背が高くてリーチがある選手の方が有利だと言われますが本当は違います。
背の高い選手にとって小柄でしかも前かがみにさらに縮こまった形で戦う相手はむちゃくちゃ戦いづらいのです。
だっていつもこんくらい身長差と体格差がありますからねw
これはぼくも昔経験がありますが、ガードを固められるとマジで打つところがないww( ゚Д゚)⁉
これに加えてむちゃくちゃなスピードで飛び込んできます。
そして死角から当たったら死ぬようなパンチを振り回してくるんですよ(笑)
マジヤバいですよねww
半端じゃないパンチ力を生むのはここでも圧倒的なスピードがモノを言っていたんですね。
☆当時の最強っぷりが全世界を惹きつけた
さらに時代もタイソンの味方をしました。
当時はそれまで長らくヘビー級の頂点に君臨していたカリスマのモハメド・アリが引退していたんですね。
しかもアリが引退してから、ヘビー級は超つまらなくなったんですよw
そこにいきなり小柄なボクサーが200㎝近い大男をバッタバッタなぎ倒すんですから、タイソンはまさに時代の救世主でした。
あまりにもインパクトが強かったのでタイソンが最も活躍していた時代からもう30年くらい経ちますが未だに最強だったという声も多く言われています。
・マイク・タイソンの世界的な評価
タイソンが最強だとされてるのは実はある期間だけです。
つまりそれがマイク・タイソンの全盛期の時代ですね。
それ以外の期間はネームバリューこそもの凄く、絶大な人気を誇っていましたが決して無敵のボクサーではありませんでした。
具体的には1986年の20歳で世界ヘビー級チャンピオンになった頃(未だにヘビー級の最年少記録)〜1988年のマイケル・スピンクス戦くらいまでですかね。
この頃
動画を観るとよくわかりますが、
ハンパねースピードと殺傷能力(笑)
タイソンの特徴としてリングに上がる前からウォーミングアップをしっかりしてるのでめっちゃ汗をかいた状態でリングインします。
そして1ラウンドからエンジン全開でねじ伏せに行きます。
当時の記者がライト級のように速いヘビー級ボクサーと言っていたのがよくわかります(´⊙ω⊙`)
ぼくの見解でも、この時代の全盛期のタイソンは圧巻でした。才能が凄すぎて当時の世界ランカーの主要な選手はほぼ倒したんじゃないですかね。
しかも小さい選手が大きい選手をボゴボコにふっ飛ばす爽快感があったので、今で言うと日本の井上尚弥選手みたいな感じですかね。
ハッキリ言ってタイソンの方がスゴイ印象ですが、例えるならそんな感じです😁
・井上尚弥とマイク・タイソンってどっちが強いの?
この質問なぜかよく受けるんですよね😅
今の53歳のタイソンと井上選手を比べるとってことなんですかね?w
ハッキリ言って相手にならないですよ
タイソンの方が全然強いと思います。
体格差を平等にした場合なら、話は全然違いますけどまんま比べたら当たり前にタイソンの方が強いですよね(;’∀’)
理由はボクシングという格闘技の特性です。
打撃で争うスポーツは体格が違うとそれだけ有利です。
体格がある方が耐久力も比べ物にならないくらいあるし、パンチ力も当然違います。
ボクシングで戦った場合、井上選手に勝機はほんの僅かもないです。
一番わかりやすい具体例が、2018年の大晦日に行われたフロイド・メイウェザーvs那須川天心です。
あの試合は戦前の予想では天心がもっと善戦するだろうと見られる声が多かったです。
何故ならそれだけ天心選手の格闘技術が高く評価されていたからなんですね。
ところが試合は那須川天心が1分ちょいで3回もダウンを取られた上のKO負けでした。
観ていた人はわかると思いますが、まるで子供と大人の違いかと思うぐらい体格に差がありましたよね。
つまり技術があっても圧倒的な体格差がある場合、全くアドバンテージにならないということの証明なんです。
なのでタイソンと井上尚弥のどっちが強い?というのはもはや比べるまでも無く、タイソンです。
とはいえ、仮に体重差がないのであればどっちが強い?とか興味をそそる内容であることは間違いないですね。
・まとめ
全盛期のタイソンはヤバかった!
とはいえ、実質マイク・タイソンの全盛期って2年くらいなんですよ(笑)
ぼくも自分でこの記事書いてて驚いたw
あれ?こんな短いの?
って感じでしたが事実です。
でも2年とは思えないほど凝縮された濃度の濃いボクサーだったんですよね。
それは間違いない。
最初に日本に来日してトニー・タッブスをKOした時の試合は戦慄でしたからねw
解説が長嶋茂雄さんでしたから(笑)
今回53歳になったとはいえ、エキシビジョンマッチを予定しているタイソンが誰と戦うのかは非常に興味があります!
時代を作ったボクサーですし、あそこまで狂気をはらんだ選手は過去にもいなかったので楽しみですね!
ちなみにマイク・タイソンについて興味がある人はこちらポチってみて下さい。
当時の裏話満載でマジで面白いです😌
ネタバレ少し含むととんでもねーワルだなと思いましたw
淋病でろくに練習もしないままリングに上がって秒殺した逸話とか漫画みたいなボクサーです(笑)
興味があれば読んでみて下さい!
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