こんにちは、SUGAR-RAYです。
今回はあなたが史上最強だと思うボクサーは誰ですか?
というテーマで記事を書いていきます。
「ん~、やっぱ全盛期のマイク・タイソンじゃないの?」
とか「モハメド・アリじゃない?歴史を作った選手だからね」
など色々な意見があると思います。
その中で、私が大好きな元5階級制覇の世界チャンピオンであるシュガー・レイ・レナードこそが史上最強のボクサーだと言ったとしましょう。
それを聞いた人は「確かに強かったよね」と言っても別の人は「最強とはいえないかな。おれはもっとパンチ力があるボクサーかな…」と言い出すかもしれません。
人それぞれ、頭に浮かび上がった選手は違いその選手が絶対的な存在であり、特別非難を受け付けません。
この話題に関しては総合力になると難しいので項目別に記載していき、
今回は負けるところが一番想像つかないボクサーを最強と定義します。
人それぞれの考え方があるので少しでも参考にしていただければ幸いです。
下記自己紹介です。
↓↓↓↓
・パンチ力最強
格闘技ではよくパンチがあるって漠然と聞きませんか?
でもパンチがあるってどういう意味なんでしょう。
例えば科学的に機械によって測定されて何kg出た。とかよくTVでやっていますよね。
でもあれって実際の試合で使われる「パンチがある」の意味としてははあまり使われないですよね。
機械の数字も分かりやすい指標であるんですが、必ずしも機械によって測定された数値が=KOに結びつくわけではないです。
いわゆる「パンチがある」という表現は相手にパンチをヒットさせた時に見ている人に伝わってくる重さや迫力なんですよね。
つまり、いくら力が強くてパンチングマシーンで500kgとか出しても試合ではその力がまるで機能しない人がいるように。
動いている生身の人間に衝撃を与える技術が「パンチ力」につながります。
なので今回取り上げるのはKOする技術が高いという部分での個人的なNo.1を挙げます。
ちなみにタイソンではないですが笑
私が選ぶのは…
エドウィン・バレロ
※参照元wikipedia
戦績は27戦27勝27KOで無敗のパーフェクトレコードでこの世を去った元世界ライト級チャンピオンです。
バレロを選んだ理由は、鬼のように強いパンチ力とカウンターですね。
一見雑に見える戦い方なんですが、実はむちゃくちゃ巧い。
カウンターの原理は動いている相手の動きを読んでそれに合わせて自分のパンチを当てる。
相手の力も利用したうえで自分の力も加えるので普通にパンチを当てた時よりも威力が倍増します。
これをヒットさせる技術がすごいです。
思わず唸るほどのパンチを打つときがある。
例えばこんなの
バレロをパンチ力最強に選んだのは理由がありまして。
この選手はまだ底を見せてなかったと思うんですよね。
亡くなった時で28歳なんですけど、年齢を重ねるたびに試合の出来が良くなってましたし完成度が増してました。
生きていたら伝説のチャンピオンになっていたかもしれないと考えるほど。
興味がある方は一度動画でご覧になると面白いかもしれません。
↓↓↓↓
・ディフェンス最強
ニコリノ・ローチェ
「だれそれ⁉知らん」
と言われるかもしれませんが汗
実力は確かでマニアックな選手です。
戦績136戦117勝14KO4敗14分1無効試合
この選手は107戦目で初の世界タイトルマッチで世界チャンピオンになります。
当時のディフェンス技術ですが、うますぎます。
これ見てください。
別にスピードが半端じゃなくあるわけではないのにクリーンヒットを貰っているのを見たことありません。
恐ろしく反射神経がいい。
ある研究で人間のパンチへの反応速度は個人差があれど大体0.3秒ほどということがわかっています。
世界チャンピオンになるボクサーのハンドスピードはそれを上回り0.2秒弱と言われています。
ということは、見てから避けるというのは理論上不可能に近いんですよね。
ところが、この選手はほとんどのパンチをスイスイ避ける。
コーナーに詰まってブロッキングしている時も、しっかり見てブロックしている。
もしかしたら異常に反射神経が発達したボクサーだったのかもしれないですね。
ですが、ボクシング的にはかなり退屈なので超玄人好みと言えるボクサー(笑)
しかも1960年代のボクサーではほとんどいないL字ガードスタイルで戦います。
ディフェンスだけで比べればあのメイウェザーより巧いかもと思わせた唯一の選手。
・スピード最強
ロイ・ジョーンズ・ジュニア
ライトヘビー級というボクシングの中で3番目に重い階級にも関わらず、全盛期のこの選手より速いボクサーはいなかったです。
ライトヘビー級の元世界王者モンテル・グリフィンはかつてフロイド・メイウェザーとスパーリングをしたことがあるのですが、その時「メイウェザーよりロイ・ジョーンズの方が比べ物にならないくらい速かった」とコメントしているんですね。
実はスピードの中にも色んなくくりがあります。
例えば、
パンチのハンドスピード
動きの身のこなしのスピード
フットワークの足のスピード
など。
マイクタイソンなんかは上体の動きが尋常じゃない速さだったじゃないですか。
その中でも、ロイジョーンズはスピード全般全て速かったですね。
モンテル・グリフィンがメイウェザーより速かったといってるのは、おそらく動きの身のこなしだと思います。
1ラウンドでKOしてロイジョーンズが勝ちます。
この選手の特徴はスピードの強弱ですね。
動きが止まって脱力しているかと思いきや、いきなりトップスピードに上げてパンチを打ってくる。
このスピードの落差が、相手にもの凄いスピードだと感じさせるのだと思う。
・メンタル最強
フロイド・メイウェザー
これは比べようも無い議論になってしまうんですが(笑)
精神力でだれが一番すごいって抽象的すぎて難しい。
ただ私が思うのはこれまでの選手の中で一番プレッシャーを受けたボクサーはメイウェザーかなと。
それはメイウェザーの戦歴を見れば明らかなのですが、
【メイウェザーWikipedia参照】
世界タイトルマッチを1試合やるだけでも物凄いプレッシャーがかかるのに、
その時代の世界的スーパースターに全て勝利していますからね笑
信じられませんw
プレッシャーに打ち勝つというのがスポーツ選手の使命ですけど、一番の敵はやっぱり自分じゃないですか。
その部分で自分に勝ち続けたメイウェザーは偉大だなと思いますね。
・まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございました。
パンチ力最強
ディフェンス最強
スピード最強
メンタル最強
と4つの項目について最強のボクサーを私の目線で語っていきました。
冒頭でもお伝えしました通り、最強の選手は人それぞれの頭の中にいると思います。
ですが不思議なもので人間はどっちが強いのか優劣をつけたくなります。
例えば、カブトムシとクワガタだって子供の時に戦わせてどっちが勝ったとかで騒いでいましたよね。
きっとこれは人間の本能的な部分に働きかけるんでしょうね。
同じ土俵でハンデなしの戦いならどちらが強いんだろうというのが格闘技の根本的な始まり。
そこに技術が入り込んできたから、時に芸術にもなるのだと思います。
今回は最強のボクサーということで、私の思うところを書いていきました。
参考になれば幸いです。
よければ下記も参考にしてください。
→25年以上見てきてわかった!ゼロから学べるフロイド・メイウェザーの究極のボクシング技術
今回は以上になります。
ありがとうございました。
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