こんにちは、SUGAR-RAYです。
ボクシング歴20年ほどのアラサー営業マン。
ボクシングマニアで世界のボクシング界に関わってきたので非常に知識は豊富です。
さて、先日下記のようなツイートをしました。
ロマチェンコ式のトレーニングを動画で乗せたあと、
ぼくのロマチェンコのファイトスタイルの見解を述べました。
反響がすごかったのでブログにて深掘りします!
・ワシル・ロマチェンコとは
アマチュア戦績:396勝1敗 ※諸説あり
オリンピック2大会連続金メダル
2012年のロンドンオリンピックでは村田諒太選手もミドル級で出場し金メダルを獲得しています。
その後、プロ転向
世界最速の3戦目でWBO世界フェザー級王座獲得
7戦目にてWBO世界スーパーフェザー級王座を獲得し2階級制覇
プロ12戦目でWBO世界ライト級王座を獲得し3階級制覇
現在、プロ戦績:15戦14勝10KO1敗
結論、ロマチェンコはボクシング界の超絶サラブレット。
まずプロデビュー戦でWBO世界フェザー級6位のバリバリの世界ランカーをKOします。
これはですね、、
ボクシングに詳しくない方ですとイメージ湧かないと思うんですけど
通常、デビュー戦でこのマッチメイクはあり得ない(笑)
いかに実力が買われていたかがよくわかります。
しかし!ロマチェンコの凄い所は【体格に恵まれていない】
ここです。
ボクシングでは当然と言えば当然ですが、体格が大きい方が有利です。
すなわち、身長の高さ・リーチの長さ・骨格の大きさなど
これらが有利な選手の方が基本的には試合を支配してペースを握りやすいです。
参考記事→【ボクシング】体重を5㎏~10㎏落とすことによる体への影響は?
ロマチェンコは
①身長が低い(169㎝) ※ライト級でこの身長は低い方 ②リーチが短い(166㎝) ※身長よりリーチが短い事は通常論外です(笑) ③パンチ力が普通 ※身長が低い選手としては致命的です
上記3点を見て頂くと、ボクサーにとって不利な条件ばかり揃っています。
では何故、圧倒的な試合展開で世界のトップとして君臨できるのでしょうか?
✅世界一のフットワーク
ロマチェンコといえばフットワークです。
相手の正面に立たない足さばき。
相手のパンチから遠いサイドに回り捉えさせません。
ここまでフットワークを多用するボクサーは歴史上いません。
体格で劣るロマチェンコはだからこそフットワークを極め、体格の不利を帳消しにしています。
ロマチェンコがやっているラダートレーニングに興味がある方はこちら
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1000円ちょいでロマチェンコのような練習が出来ますので買ってみるのもアリ
✅超多彩なコンビネーション
ロマチェンコは触るだけの軽いパンチや、フェイントで相手を誘い出すジャブ、
何連発も出す速いジャブなどスピードとパワーに緩急をつける高速コンビネーションを繰り出します。
これと足捌きであるフットワークを組み合わせる事によって、相手を幻惑させます。
これにより、【相手にボクシングをさせない】ボクシングをするのがロマチェンコだと言えます。
✅唯一プロ2戦目にオルランド・サリドに敗北
プロの洗礼ですが、結論は経験不足だと思います。
敗北の理由は下記です
・度重なるローブロー ・相手の当日体重がウェルター級リミット ・初の12回フルラウンドを経験 ・サリドを舐めていたかも
悪条件が重なり、結果的には負けてしまった訳ですがここからの快進撃は周知の事実です。
✅まとめ
ロマチェンコは世界トップクラスのボクサーである。
無敗のボクサーではない。
アマチュアでもプロでも1敗している。
しかし、敗北を糧にさらに圧倒的な努力で強くなっている。
現在、勝てる相手が見つからない、、、
以上です。
ご興味あればこちらもどうぞ。
→【ボクシング】強くなるために必要な筋トレ・不要な筋トレ【実例公開】
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