ボクシング転向の那須川天心選手について考察していきます。

実際強いの?
・那須川天心のボクサーとしての実力は?
・那須川天心のベスト階級は何級?
・井上尚弥とのドリームマッチは実現する?
こちらの疑問を解決します!
✅本記事の内容
・那須川天心のボクサーとしての実力
・那須川天心のベスト階級
・井上尚弥とリング上で戦う日
本記事では那須川天心選手がボクシング転向した時の実力と階級。
さらには井上尚弥選手との実力差やドリームマッチについて考察していきます。
読み終えれば、那須川天心選手のボクサーとして世界に通用するかがわかります。
執筆者紹介
シュガーレイ(@Sugar_rayn)

那須川天心はボクシング界でもスター選手になれるのかな

具体的な課題が3つあるよ!
キックボクシング界の神童として数々の強敵を打ち倒してきた那須川天心選手。
しかしボクシングはキックボクシングとは全くの別物です。
ボクシングを25年以上分析してきた私の目線からお伝えしますのでお付き合い頂ければ幸いです。
那須川天心のボクサーとしての実力

強いでしょ?

冷静に分析します
那須川天心選手は話によると中学3年生の頃からボクシングの練習を始めているみたいですね。
パンチの技術はもう日本チャンピオンとか世界ランカーレベルだと思う。
課題:ズバ抜けた武器が必要
ただ、なんていうのか。
世界を獲れる実力は勿論あります。
もしかしたらデビュー戦で日本チャンピオンを倒して2戦目で世界チャンピオンとかもあり得るんですよ。
ところが、まだ世界トップレベルから見ると並ですかね…

偉そうですいません…
このエキシビジョンは亀田選手を立てていたのでそこまで本気では無かったです。
しかし、やはりパンチの威力とか巧さとかスピードとかは世界のトップクラスと比べると普通です。
あくまでも今の段階ですけど、もう一皮剥けないと仮にすぐ世界チャンピオンになっても短命になると思いますね。
例えば、井上尚弥選手は分かりやすい武器としてパンチ力が挙げられますよね。
その他も高いレベルにあるけど、特にパンチがズバ抜けてるみたいな。
恐らく、那須川天心選手も同じようなズバ抜けて素晴らしいスキルが必要だと思います。
現時点での総合力は素晴らしいですが、その中でもパンチ力で勝負するのか又はスピードなのか防御力なのか反射神経なのかという所ですね。
つまり、試合の中で一番勝負できるポイントを作ることが大事だと思います。
課題:12ラウンドのペース配分
那須川選手のスタミナは十分でしょう。
キックの試合でも疲労でスタミナ不足な所はあまり見たことありません。
しかしキックボクシングの3ラウンドとボクシング世界戦の12ラウンドだとペース配分が全く違います。
例えば陸上で200m走と800m走だと全く違うように200m走が得意な選手もいれば800m走が得意な選手もいますよね。
12ラウンドフルに脳みそを働かせて戦うという部分でスタミナを抑えながら戦う場面も増えるはずです。
その時に、いかに多くの引き出しを持っているかがとても重要です。
引用元:boxing news
井上選手もドネアとの試合で2ラウンドに目をケガしました。
あれでさすがの井上選手も相当焦ったはずです。
ところが、そこから戦法をガラリと変えて相手にウイークポイントを突かれないように上手く戦いました。
例えるならば、戦いにおける引き出しの多さはこういった部分で試されます。
そうなった時の試合展開が見てみたいですね。
課題:チャンスに恵まれるかどうか
これ意外と大事な部分です。
ボクサーは実力があっても運が無くて世界チャンピオンになり損ねた選手が多いんですよ。
那須川天心選手は大手のジム(おそらく帝拳ジム)がマッチメイクするでしょうからその辺は大丈夫だとは思います。
しかし、例えばコロナの影響で2年ぐらい試合から離れてしまったり、試合当日にコロナにかかって試合がキャンセルになったり、プロモーター同士の問題でマッチメイクが上手くいかなかったり、他にも同じ階級に誰がライバルとしているかなど色んな要素が複雑に絡みます。
私としてはボクシング界を盛り上げてほしいので是非2戦目で世界チャンピオンになって貰いたいですね。(世界記録は3戦目が最短)
マッチメイクに恵まれれば2戦目で世界チャンピオンになることは十分可能だと思います。
まあ、いきなり2戦目で井上選手とかドネアとかレジェンドクラスのボクサーと戦ったら話が違うとは思いますが。
並みの世界チャンピオンクラスであれば喰ってしまう実力はありますね。
那須川天心のベスト階級

別に階級なんて強けりゃ関係ないだろ?

階級こそ最重要だよ!
たぶん階級をミスったら命取りになります。
何故ならボクサーには自分にあった適正階級があり、それ以外だと実力が十分に発揮できないことがよくあるからです。
例えば元世界Jrフライ級チャンピオンの具志堅用高選手は最初デビューした時はフライ級だったんですよ。
具志堅用高wikipedia
ところがフライ級で負けはしなかったものの苦戦して判定勝ちが多かったんですね。
その後すぐ、新設としてJrフライ級という階級が出来たのでそちらに移った訳です。
それからは水を得た魚のように勝ちまくり世界タイトル13回連続防衛という日本記録として未だに破られていません。
フライ級(約50.8kg)、Jrフライ級(約48.99kg)

そんな1kgちょっとで変わるの⁉︎

それぐらい繊細な格闘技なんだよ
那須川選手はスーパーバンタム級(約55.4kg)で戦うと表明しているようですが、私はスーパーバンタムで戦うには体が小さいんじゃないかなと思います。
それよりはその1階級下のバンタム級(約53.5kg)がいいんじゃないかなと感じています。
まぁ、そうなると減量の関係もあるのでベストな体調で戦えるかとかなかなか難しい問題もあるんですけどね。
井上尚弥とリング上で戦う日

この2人は戦うの?

たぶんいつかやると思うな
那須川選手がボクシング転向となると、ファンが気になるのは井上選手とのドリームマッチですよね。
私は今の段階であれば、井上選手の方が数段上だと思います。
もし同じ階級でやれば那須川天心選手に勝ち目はないでしょう。
しかし、持って生まれた天性のセンスや才能は那須川選手の方があると思います。
キックボクシングで長いキャリアを歩んできた那須川選手がボクシングにどっぷり浸かって新しい技術をスポンジのように吸収しまくれば、いつの日か井上選手レベルまで辿り着くんじゃないかなと感じています。
那須川天心はソッコーで世界チャンピオンになる まとめ

YouTubeも面白いよな〜

若いし可能性しかないね!
本記事では那須川選手がボクシングに転向した時に通用するのか?について考察していきました。
要点をまとめるとこんな感じ
・世界最速2戦目で世界チャンピオンになれる器の持ち主
・階級選びが超大事
・ズバ抜けた武器を持てばさらに飛躍できる
誰もが那須川選手のセンスに太鼓判を推してますね。
トップランクのボブアラム(ボクシングの世界的プロモーター)も目をつける日はそう遠くないと思います。
今すぐ挑戦できること
とはいえ、ベタ褒めの那須川選手もボクシングではまだ発展途上。
今は動画が発達して世界のボクサー達の超絶技巧をすぐ見ることが出来るのでボクシング技術を向上させたい方はぼくのTwitterも覗いてみて下さい
シュガーレイ(@Sugar_rayn)
参考記事→25年以上見てきてわかった!ゼロから学べるフロイド・メイウェザーの究極のボクシング技術
最後にちょこっと
ボクシングは奥が深いので那須川選手が転向してきたら夢が広がりますね。
例えば那須川天心vsドネアとかvs亀田選手とか井上選手以外にもこの階級はタレント揃いなので面白いです。
しかし、単純にパンチが強いとかスピードが速いとかだけで勝敗が決することはありません。
そこには緻密な駆け引きがあったりボクシング技術が重要になります。
今後も役に立つような情報をお伝えしていければと思います。
ありがとうございました。
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