こんにちは!
SUGAR-RAYです!
今回は
【井上尚弥カシメロ戦 新型コロナウイルスによる影響がマジでヤバい!】
というテーマでお送りします。
2020年3月9日時点でいぜんとして猛威をふるっているコロナウイルス。
みなさんの生活にも多かれ少なかれ影響を与えているとおもいます。
日本ボクシング界も来月まで国内の試合は全て中止という異例の事態…
ヤバいですよね(;’∀’)
なので今回は、
全世界のボクシングファン及び一般のファンの方が待ち望んでいる
2020年4月26日に控えているWBA・IBF・WBO世界バンタム級統一タイトルマッチ
井上尚弥VSジョンリル・カシメロの試合
においてコロナウイルスがどんな影響を与えるのかについて
解説していきたいと思います。
この記事を書いているぼくはボクシング歴20年ほどのアラサー営業マン。
幼い頃から父親の影響でボクシングが好きになり、試合観戦は2000試合以上。
実戦経験はアマチュアボクシングで4年ほど。
20年以上、世界のボクシング界に関わってきたので非常に知識は豊富です。
主にツイッターで情報を発信しておりますのでのぞいてみて下さい!
それではいきましょう!
目次
・日本ではなくアメリカでの試合開催 ・満足のいく練習が出来るかどうか ・井上選手は前回ベストコンディションを作れなかった ・コロナの影響で早めに現地入り。体重調整がむずかしい話し ・減量中の免疫力低下
こちらの6つの項目に分けて解説していきたい思います。
この試合をリアルタイムでご覧になりたい方はこちらもどうぞ
✅日本ではなくアメリカでの試合開催
ボクシングファンの方ならご存知だとは思いますが、
今回の試合は日本ではなくアメリカで試合が開催されます。
結論として実はここが一番難点です。
その理由はボクシングという競技には減量がつきもので
日本の試合開催と海外の試合開催ではいつものペースで調整ができないからです。
日本での減量の具体例:
試合約1ヵ月前から本格的な減量スタート まずリミット(バンタム級約53.52㎏)までプラス5㎏の状態になるまで 節制プラストレーニングで維持。 試合1週間前で残り3㎏にしておく。 そこから体力を維持し、体になるべく負荷をかけずに徐々に落として 計量当日にリミット(118ポンド53.52㎏)に仕上げる。
それに対して海外試合での減量は
まず基本的には日本での減量方法を崩さない。 リミットまでプラス5㎏の状態に持っていくとこまでは同じ。 しかし、そこから現地入りする。 環境の変化や精神的な不安により様々な問題が発生。 その結果体重が落ちづらい。
とはいえ、ここで忘れてはいけないのが相手も同じだということです。
今回の相手でいえば、ジョンリル・カシメロ選手はフィリピンの選手。
当然フィリピンでトレーニングを積み
万全にしてからアメリカに乗り込んでくることでしょう。
つまり日本で試合開催に比べ
海外での試合は前提条件が大きく異なり
これまで同様に力を発揮することがより難しくなります。
井上選手が世界のスーパースターボクサーとなるには、
まずここを乗り越えることが第一関門と言えます。
関連情報のせておきます。
井上尚哉VSジョンリル・カシメロ【海外の反応も含め徹底考察】
✅満足のいく練習が出来るかどうか
じゃあ、海外での試合が日本で行う試合より調整が難しいのはわかったと。
つぎの問題は満足のいく練習ができるかどうかです。
当然ですが、
ボクサーの最大の仕事は試合に勝つことです。
そのためには日々の練習により強くなり続けなければいけません。
今回の試合での課題は
減量すると同時に満足のいく練習をして以前よりも強くなることです。
下馬評では井上圧倒的有利だが、カシメロは侮れません
そしてカシメロも井上選手を倒したら、富と名声が手に入るということで
おそらくキャリアの中でも一番強いカシメロがみれるはず。
とはいえ、あのドネアよりカシメロが強いとは思えません。
なので一般のファンの方にもお伝えしたいのは井上選手圧倒的有利は動かないということです。
結論としては、
相手の気合いの入り方は尋常じゃないはずです。
満足のいく練習ができないと井上も危ないということが言えます。
✅井上選手は前回ベストコンディションを作れなかった
2017年9月に一度、
井上尚弥選手はWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチにて
米国ラスベガスで試合を行っています。
今回は井上選手2度目のラスベガスでの試合です。
そして前回は、
試合には勝ちましたが調整に失敗して井上選手自身もベストコンディションでは無かった
と言っているんですね。
理由として
・時差ボケにより来日1週間は、ほぼ眠れなかった。 ・試合前のイメージトレーニングでもネガティブなものになりやすく精神的に落ち着かない。 ・アメリカの気候は日本より乾燥していて汗が出にくい。 ・そして前回は減量に最後まで苦しんだことで、 計量後のリカバリー(回復)も思い通りにいかなかった。
試合は6ラウンドKOで圧勝の内容でしたが、
井上選手本人にとっては普段の実力を最大限に発揮することが出来なかった。
と語っています。
その後、専門のコンディショニングコーチを付けて
プロテインなどを摂取し劇的にパフォーマンスを改善しました。
→【井上尚弥のプロテイン全6種類公開!】ボクシング経験者必須!!
・コロナの影響で早めに現地入り。体重調整がむずかしい話し
さきほどの話で2年前に行われた試合の際は
試合1週間前に最後の軽い調整という位置づけで渡米しています。
そして今回のカシメロ戦は当初3週間前に渡米して万全を期する。
と言っていたんですね。
ところが新型コロナウイルスの大流行により
結果的に1ヵ月以上前に来日することになります。
それは結局、
日本に感染者が増えすぎた場合、渡航制限がかかってしまい
最悪の場合、渡米できなくなるという可能性があるからなんですね。
なので致し方ないのですが、、、
試合が4月26日(日本時間)であることを考えると
井上選手が当初予定していた3週間前の現地入りというのが
約6週間前の現地入りになりそう。
これが吉と出るのか凶と出るのかもはや全く想定できません。
様々な問題が井上選手に降りかかってくるので
これらすべてに打ち勝たなければならないと考えられます。
・減量中の免疫力低下
減量中は非常に体が弱るんですね。
普段の体重が60㎏で体脂肪率8%ほどだとすると
バンタム級リミット53.52㎏まで落とすのに体脂肪だけでなく筋肉も落とすことになります。
免疫力が低下して試合前に風邪をひくことはボクサーであればよくあります。
ここでも細心の注意が必要になってくるんですね。
・まとめ
ここまでご覧になっていただきありがとうございました。
ぼくの独自の目線から井上尚弥VSジョンリル・カシメロ戦を占ってみました。
最後にここまでをザっとまとめて終わりたいと思います!
・日本ではなくアメリカでの試合開催
日本での試合か、アメリカでの試合かだけで
選手にとっては肉体的にも精神的にも大きな影響があるということを話しました!
・満足のいく練習が出来るかどうか
カシメロはコンディションMAXでくることが予想されます。
それを想定して井上尚弥もいままで以上に強い状態をつくれるかどうかが鍵です!
【ボクシングは負けたら次はない】要素が強いスポーツです。
悔いのないようにしていって欲しいです!
・井上選手は前回ベストコンディションを作れなかった
井上選手には
過去のラスベガスの試合でベストコンディションを作れなかった経験があります。
この経験は大きい。
今回はベストコンディションを作って欲しいです!
・コロナの影響で早めに現地入り。体重調整がむずかしい話し
体重調整方法は人により様々です。
しかし、なるべくであれば母国で調整の90%を終わらせ
残りの10%をストレスなく調整するのがベストです。
今回はチーム井上のチーム力が試される試合になりますね!
・減量中の免疫力低下
コロナウイルスの感染力は未知です
最悪の場合は、選手がウイルスに感染して試合が延期もしくは中止になっても
おかしくないと思う。
出来る限りの予防が重要になります!
この記事を執筆するにあたり、
井上選手本人の声がまとまっているこちらも非常にオススメです。
→【必読本!】歴史に名を残すボクサー井上尚弥の【勝ちスイッチ】
以上になります。
コロナ対策に向けて考えられることをまとめました!
ここまでお付き合い下さりありがとうございました!
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