
村田諒太の次戦がPound for Pound1位のサウル・アルバレスになりそうって聞いたけど本当かな?
そもそも、村田諒太の実力ってどんなもんなんだろう。
アルバレスにとっては村田選手といえど相手にならないんじゃないかなぁ?
このような疑問に答えていきます。
この記事を書いているぼくはボクシング歴20年ほどのアラサー営業マン。
幼い頃から父親の影響でボクシングが好きになり、試合観戦は2000試合以上。
実戦経験はアマチュアボクシングで4年ほど。
20年以上、世界のボクシング界に関わってきたので非常に知識は豊富です。
この記事を読むことによって、村田諒太選手の世界のミドル級での実力や噂されている超大物選手のサウル・カネロ・アルバレス選手との戦力の差まで理解できます。
※本記事は3分ほどで読み終わります。暫しお付き合いいただければ幸いです。
✅本記事内容
・二人の戦力分析 ・村田vsカネロ村田が勝てる可能性は10%? ・二人のファイトマネーは? ・現在の村田のミドル級での本当の実力、カネロって強いの? ・次負けたら引退か
・二人の戦力分析
村田諒太
WBA世界ミドル級王者(1度防衛)
18戦16勝13KO2敗
サウル・カネロ・アルバレス
4階級制覇王者
現WBAスーパー・WBC世界ミドル級・WBA世界スーパーミドル級王者
56戦53勝35KO1敗2分け
戦績では圧倒的にサウル・カネロ・アルバレス(以下カネロ)が有利です。
カネロは歴戦の猛者であるフロイド・メイウェザーJr、ゲンナディ・ゴロフキン、ミゲル・コットなどその時代を彩るレジェンドチャンピオン達と拳を交えております。
その猛者たちと比べると日本の誇りである村田諒太選手のキャリアが薄いと言われても仕方ありません。
今後、この二人の試合が実現するかはわかりませんがこの構図は変わらないでしょう。
・村田vsカネロ。村田が勝てる可能性は10%?
最初に結論をお伝えしますと、勝てる可能性は0ではありません。
何故なら、同じ距離での打ち合いになるからです。
カネロは体格としては元来そこまで大きくないです。
ライトヘビー級(約76.2㎏~約79.3㎏)のタイトルも取っているが、ミドル級での対戦となると村田諒太の方が体格的なアドバンテージはあると思います。
しかし、カネロの戦歴から考えると村田がこれまで対峙してきた相手とはレベルが違う修羅場をくぐっています。
村田のパンチも当たるとは予想できますが、カネロが早い回で村田を倒してしまう可能性も否めません。むしろそっちの可能性の方が高いです。
両者のこれまでの対戦相手の質を比べてしまうと雲泥の差があるが、村田選手のパンチが当たるのであれば万が一でも勝てる可能性はある。
・二人のファイトマネーは?
カネロはDAZNと11試合400億の契約を交わしています。
もし、試合が実現するとなればファイトマネーは約40億円ほど。
村田諒太も概算ではあるが5億〜8億ほどではないかと推測される。
村田のファイトマネーの推測の根拠は、カネロがDAZNと契約後に試合をした対戦相手は大きな注目を集めることによりPPV(有料放送チャンネル)の契約数も増えます。
そのことにより、カネロの対戦相手のファイトマネーも跳ね上がります。
とはいえ、細かい金額までは公表もされていないし、わからないのであくまでも推測になります。
・現在の村田のミドル級での本当の実力、カネロって強いの?
村田選手の実力は世界のミドル級の中では決して評価は高くないです。
穴だらけの王者のことをネズミが疎らに食べた後のチーズのように揶揄してチーズチャンピオンと言いますが、正直それに近いと思います。
その最大の理由は、戦い方の幅が狭いから。
世界クラスの選手の中で戦い方のバリエーションがない。つまり攻略法が確立されやすい。
しかし、これまで勝ってきて王者にもなってるじゃないかという意見もあると思います。
ごもっともです。
これに関しては金メダリストで村田選手をスターにすることで莫大なマネーを動かそうとしているプロモーターのマッチメイクが上手いからだと考えます。
ボクシング興行をビジネスとしている立場からすると金メダリストで世界王者という肩書きを持つ村田は金を産む金の卵なので、負けてしまうと困ります。
よって必然的に村田と噛み合う選手を対戦相手として選ぶのです。
ただ、弱い選手と戦わせても世間が認めてくれません。
なので対戦相手の肩書きも重要なのです。
その上で村田選手が勝てる選手とのマッチメイクを心がけているはずです。
これらはあくまでもボクシングマニアであるぼくの意見ですが、おそらく的を得ていると思います。
・次負けたら引退か
次負けたら引退でしょう。
それには、やはり34歳という年齢が関係しています。
年齢的にこれ以上強くなることは考えにくいし、よほど疑惑の判定などが起きればやるかもしれませんが、ミドル級というパワーが半端じゃない階級にいるので五体満足のままリングを去ることを望むと思います。
そして次負けたときの商品価値の目減りからも引退することが濃厚です。
ここまでぼくの目線で村田諒太VSカネロ・アルバレスの予想をしていきましたが、いかがでしたでしょうか。
ぼくの意見を述べましたので、反論や気に障る部分もあったかもしれません。
もしあれば申し訳ございません。
ただ、ボクシングを愛し、この業界について今後もつぶさに観察していき解説したいと思います。
何卒宜しくお願いします。
おわり
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