【ボクシング】強い人の特徴【結論:パンチ力よりスピード】

ボクシング技術

こんにちは、SUGAR-RAY(シュガーレイ)です。

なんで井上尚弥選手はあんなに強いのかな?

ボクシングで強い人の特徴が知りたい

このような疑問に答えていきます。

先日このようなツイートをしました。

https://twitter.com/Sugar_rayn/status/1280327646744735744?s=20

これがある意味答えかなとも思うんですが、強いボクサーの特徴を考えた時の私の考えを解説していきます。

私は25年ぐらいボクシングはずっと大好きで試合数も2000試合以上は観てます。

80年代のボクシング黄金の中量級時代が一番好きです。

アマチュアボクシングで実戦経験あり。

しかし、プロボクサーにはなりませんでしたしなれませんでした。

たまにライセンスは取りたかったなと思うこともありますが、なんか中途半端になるのが嫌だったんで取りませんでした。

昔から常にどうやったら強くなるんだろう?ということを考えて技術論を展開しています。

この記事を読み終えればボクシングで強い人の特徴が理解できますよ。

・ボクシングが強い人の特徴とは

ピンクのボクシンググローブのペア

結論ですが、総合的に身体能力が高いことがまず一つの特徴です。

ボクシングの強さの要素を6つに分解して説明します。

☆パンチ力

☆スピード

☆反射神経

☆スタミナ

☆打たれ強さ

☆ボクシング技術

ここでいう総合力とは例えばこんな感じ

強いボクサーの特徴は欠点がないことです。

この6つの要素が全て大事でして、全てにおいて相互に作用しあっています。

例えばスタミナが無ければそれは打たれ強さにも影響しますし、スピードが無ければ反射神経も低いという感じです。

こういう総合的に欠点がないボクサーは強いです。

しかし、例外があります。

ボクシングにおいて強い人の特徴でパンチ力だけはそんなに無くても強い人はいます。

もちろん、パンチ力を補うだけのスピードとかスタミナが必要ですが。

そういう選手のバロメーターはこんな感じ

実はパンチ力は無くてもスピードとスタミナとボクシング技術があれば強いです。

例えば30勝(5KO)の戦績で世界チャンピオンになっている選手がそういった選手です。

・長谷川穂積選手もパンチ力があまり無かった?

5月1日 長谷川穂積 その1 | Mizuki Ashiya

世界チャンピオンになる前の長谷川穂積選手を例に出します。

世界王座を獲得する試合の前の長谷川選手の戦績は19戦17勝(5KO)2敗。KO率26.3%です。

この数字からもわかる通りパンチ力が強くてKO率が高い選手が必ずしも強いという訳ではないことがわかります。

じゃあ、なぜ長谷川穂積選手が世界チャンピオンになれたのかというと、パンチ力を補う【スピード】があったからです。

・強い人に共通しているキーワードは【スピード】

ゴーカートに乗る男

ボクシングが強い人に共通していること【スピード】があることです。

勿論、これ以外にも大事な要素はありますが【スピード】が無い選手で強い選手はいません。

パンチ力は先天的なものがあるのと、ボクシング技術があればKO率が上がったりするのでかなり不確定な要素です。

なので、『なんでこの人は強いんだろう?』と思ったらスピードがあるかどうかを見るのが早いです。

世界で最も速いボクサー!|史上最速のボクサーTOP10|ボクシングドキュメンタリー

先ほどのバロメーターで見た時にスピードがあれば、ボクシング技術や反射神経、打たれ強さなどが0でも強いのかと言うと勿論そんなことありません。

この辺は常識の範囲内ですが(;’∀’)

【スピード】が一番大事だといったのは、スピードがあれば反射神経やボクシング技術、パンチ力を補うことが出来るためですね。

他の要素を補う根本のものが【スピード】というイメージです。

・なぜ井上尚弥はあんなに強い?

井上尚弥が「2028年に現役引退」を宣言する理由 | スポーツ | 東洋経済 ...

井上尚弥選手はなぜ圧倒的に強いのでしょうか?

彼のパンチ力ばかりに焦点が当たりますが、ボクシング技術とスタミナが実は彼の一番の武器じゃないかと私は思います。

井上選手の著書『勝ちスイッチ』でも語られていますが

“純粋なパンチ力は弟の拓真の方がある。でもボクシングには動いている相手に効果的なダメージを与える技術が必要なんです”(表現は若干違いますが言いたい事はこんな感じ)

と言っています。

つまり純粋なパンチ力のみでKOは生まれません。

KOするまでの過程にあるボクシング技術やスピードが重要ということですかね。

余談ですが、私もボクシングジムに通っていた時にそのようなことがありましたね。

明らかにサンドバック打ちだと威力は普通なのに、スパーリングではスゴイパワーを感じる選手がいました。

効果的なパンチを打つ技術が最も大事なんでしょうね。

参考元


 ・どの階級が一番強い?

純粋に強いということであれば当然ヘビー級です。

打撃系格闘技では体重が一番重い階級がシンプルに一番強い。

漫画『ホーリーランド』にも出てきますが

“体格の差はシンプルに強さに直結する”

まさしくこの通りで、打たれ強さや筋力の差はスピードや技術では補えないほど大きくなるもんなんですよね。

一番わかりやすい例は

2018年大晦日のフロイド・メイウェザーVS那須川天心ですかね。

Full Fight | フロイド・メイウェザー vs. 那須川天心 / Floyd Mayweather vs. Tenshin Nasukawa – RIZIN.14

あの試合(エキシビジョン)は典型例。

もっと那須川天心の実力が通用すると思ってた人は多いはず。

メイウェザーが体格の利を存分に活かしていた試合でした。

・どの階級が一番面白い?

Welterweight boxing pro Cecil Mccalla of Baltimore, MD (L) in action during champs at the chase against Welterweight boxing pro Francisco Reza Friday, Nov 21, 2014 at The Case Center on The River Front in Wilmington, Del.

人によって意見が分かれてくる所ではありますが、私が思うにウェルター級です。

タレントが粒揃いで世界的なレベルも最も高い階級です。

パンチ力の派手さやスピード。

世界のトップレベルのボクシングはウェルター級ですよ。

ウェルター級の現世界チャンピオン(2020年7月現在)

WBA マニーパッキャオ

WBC IBF エロール・スペンス

WBO テレンスクロフォード

参考記事→パッキャオの強さの秘密【結論:多彩なステップワークが生命線】

・ボクシングで強くなりたい人が読んでおくべき本

強い人の特徴を上げました。

次にボクシングで強くなりたい人は必読じゃないかなと個人的に思う書籍を紹介します。

いわゆる【ボクシングの始め方】的なパンチの打ち方がどうとかの本ではありません。

私が読んできて実戦で使える本です。

ボクシングは科学だ ジョー小泉著


この本は1986年に出版されているので超古いですが、名作です。

私はこの本を読んでボクシング技術の奥深さを知りました。

青春 魔裟斗著


 これも良書です。

この本を読んで、当時、反逆のカリスマとして絶大な人気を誇っていた魔裟斗選手が尋常じゃない努力をしていた事を知りました。

格闘家なら誰もが感化されるんじゃないかと思います。

・まとめ

今回はボクシングが強い選手の特徴をまとめました。

おさらいすると

【スピード】が一番大事。

その理由は、スピードがあればたとえパンチ力が無かったとしても補える要素が多分にあるから。

井上選手の強さの秘密はボクシングスキルとスタミナ。

特にバンタム級という階級においてほとんどの試合をKOで倒すというのは並のスキルでは無理です。世界でも有数のボクシング技術の持ち主だと思います。

階級別に一番強いのはヘビー級です。

単純に打撃系格闘技はもろに体格がある方が有利だからです。

面白いのはウェルター級。

ウェルター級はいま2020年代ですけど、どの年代でも伝説クラスのチャンピオンが多数存在しているので非常に面白いです。

最後に下に関連記事を貼っておきます。

【WOWOWドネア特集】好きすぎて記事にしました【ドネアの強さ】

ボクシング世界チャンピオンの練習メニューを5パターンでまとめたよ

今回は以上です。

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